<Web面接(オンライン面接)ってなに?パソコン無しでもできる?注意点は?>
パソコンやスマホなどを使って、オンラインで行うWeb面接。少し前までは一部の会社しか行っていませんでしたが、ここ最近は新型コロナウイルスの影響でWeb面接を導入する会社が急増しているようです。面接地まで足を運ぶ必要がないため、遠方に住んでいる人も参加しやすく、面接日時の調整もしやすいのがWeb面接の魅力です。ただし、対面の面接とはやはり勝手が違うので戸惑う人も多いのでは?今回はオシゴトの専門家ふーくんがWeb面接の注意点をわかりやすく説明します。
■目次
・教えてふーくん!Web面接(オンライン面接)ってなに?
・教えてふーくん!通常の面接(対面)との違いは?
・教えてふーくん!Web面接で気を付けるポイントは?
・教えてふーくん!Web面接の流れは?
・教えてふーくん!Web録画面接って何?
・教えてふーくん!Web面接とWeb録画面接のメリット、デメリットは?
・ファイズはWeb面接にも、Web録画面接にも対応!
教えてふーくん!Web面接(オンライン面接)ってなに?
Web面接(オンライン面接)とは企業の面接担当者と応募者のパソコンやスマホをインターネットで繋ぎ、ビデオ通話機能を使って行う面接のことです。Web面接、オンライン面接、ビデオ面接、リモート面接など、企業によって呼び方が変わることもありますが意味は同じ。利用するビデオ通話機能も企業によって異なりますが、一般的には「Zoom」「Skype」「Google meet」などを使用する企業が多いようです。
教えてふーくん!通常の面接(対面)との違いは?
Web面接でも質問内容や話す内容は対面の面接と基本的に同じです。対面との違いは「パソコンやスマホなどの機械を使う」「画面越しに話をする」の大きく2つ。インターネットの接続状況によってはタイムラグが生じるため、会話のテンポが違ったり、声のトーンや表情など、細かいニュアンスが伝わりづらかったりします。
また、対面の場合は職場の雰囲気や働いている人の様子もなんとなく把握できますが、Web面接は面接担当者の顔しか見えないというと違いがあります。
教えてふーくん!Web面接で気を付けるポイントは?
どこでも気軽に面接を受けられるのがWeb面接のメリットですが、Web面接ならではの難しさや注意点もあります。ここではWeb面接で気を付けるポイントをまとめてご紹介します。
◆Point1.場所選び
Web面接を受けるときは、「インターネット環境が安定している場所」「雑音が入らない静かな環境」を用意する必要があります。インターネットの接続が不安定だと、音声が途切れたり、画面が止まってしまったりなどのトラブルが発生する可能性があるので、Wi-Fiルーターの近くや有線ケーブルに接続できる場所を選ぶのがベスト。さらに周囲が騒がしいと声が聞き取れず、面接に集中できなくなるので、自宅や個室など静かな環境で行うようにしましょう。そして、自宅でWeb面接を受ける場合、気を付けたいのが背景の映り込みです。散らかった部屋が映ってしまうと、だらしない印象を与えてしまうかもしれません。洗濯物やポスターなどが画面に映り込んでいないかチェックして、シンプルな壁やカーテンを背景にするようにしましょう。
◆Point2.服装と身だしなみ
Web面接だからといって、あまりにもラフな服装はNGです。服装の基準は企業によって異なりますが、正社員面接の場合はリクルートスーツ、バイト面接の場合はシャツやブラウスが無難です。基本的には対面での面接と同じような服を着用するようにしましょう。また、Web面接の場合、「上半身しか画面に映らないから、下はパジャマのままでいいや…」なんて考える人もいるかもしれません。でも、適度に緊張感を持たせることも大事なので、ちゃんとした服装に着替えて面接を受けた方が気持ちの切り替えがしやすいですよ。また、画面越しだと顔色が悪く見えることがあるので、メイク(リップやチークなど)はいつもより少しだけ濃い色を選ぶと良いかもしれません。
◆Point3.用意する機器(パソコン・スマホ・タブレットなど)
「Web面接はパソコンじゃないとダメ?」と思う人もいるかもしれませんが、スマホでもタブレットでも問題ありません。ただし、友達とのビデオ通話のように手持ちスマホで面接を受けるのは映像がブレてしまうので避けましょう。カメラレンズと目線が同じ高さになるよう、三脚などでしっかり固定して面接を行うようにしましょう。三脚を持っていない方でも、本で高さや角度を調整するなど、家にあるものをうまく使えばわざわざ購入することナシです!面接は1時間くらいかかることもあるので、途中で充電切れがおきないようにバッテリーのチェックや充電ケーブルの用意もお忘れなく。また、マイク機能のついたイヤホンを使用すると、声が聞き取りやすくなるので、できるだけイヤホンを用意すると良いでしょう。
◆Point4.通信環境
Web面接を受ける際は通信環境を事前にチェックしておくことが大切です。接続が不安定だと、途中で音声や映像が途切れてしまう可能性があるため、スマホやタブレットの場合はWi-Fi環境、パソコンの場合は有線LANケーブルに接続できる環境がベスト。「Skype」や「Zoom」など、使用するビデオ通話システムによって必要な通信速度が多少異なるので、事前に推奨環境をチェックし、使用しているインターネット回線の速度を調べておくと安心です。通信速度はインターネット速度テストのサイトやアプリでカンタンに計測することができます。また、通信データ使用量がオーバーしてしまうと、インターネット接続が遅くったりしますのでデータ容量を事前にチェックしておきましょう。
◆Point5.話し方や視線の置き場所教えてふーくん!Web録画面接って何?
Web面接では相手が映っている「画面」を見がちですが、「カメラ」を見て話すことを意識しましょう。対面よりも感情や熱意が伝わりにくいので、はっきり、ゆっくり、ややオーバーアクション気味に話すことが大事。さらに、対面と比べるとどうしてもタイムラグが発生してしまうので、相手の話しをしっかり最後まで聞き、一呼吸おいてから話し始めるようにしましょう。また、Web面接の場合、カンペを用意することもできますが、手元ばかりに目が行くと印象が悪いので、どうしてもカンペを見たい人は、さり気なく確認できるよう、付箋などに書き込んでカメラの横に貼っておくといいでしょう
教えてふーくん!Web面接の流れは?
Web面接の流れは企業や使用するシステムによって、手順が多少異なる場合もありますが、ここでは一般的なフローをご紹介します。
<STEP1 日時の調整>
まずはメール・電話などで面接日時を決定します。「Zoom」「Skype」など、Web面接にどのようなビデオ通話システムを使用するかもこのときに確認します。面接日時が決まると、企業担当者からWeb面接のためのURLやIDが送られてきます。
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<STEP2 面接前日まで>
面接日までに使用する機器(パソコンなど)を準備し、使用するビデオ通話システムのアプリインストールやアカウント登録を行います。
※インストールやアカウント登録不要で利用できるシステムもありますが、初めて使う人は必ず起動確認をするようにしましょう。
※アカウントを登録済みの人は、登録名やアイコンがプライベート向けの内容になっていないか確認しましょう。
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<STEP3 面接当日/面接開始>
面接時間の5分前には送られてきたURLにログインし、待機しておきましょう。面接担当者が参加開始するとビデオ通話が繋がり、面接がスタートします。面接が始まったら「〇〇〇〇(氏名)と申します。本日はよろしくお願いいたします」とカメラを見て挨拶をしましょう。
※対面の場合は立ち上がって挨拶をしますが、Web面接の場合は座ったままの挨拶(会釈)でOK!
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<STEP4 面接当日/面接終了>
面接が終わったら座ったまま挨拶し、「本日はありがとうございました。失礼いたします。」と伝えたうえでビデオ通話を終了させます。
※「退出」や「終了」のボタンを押すと接続が切断され、ビデオ通話が終了となります。
教えてふーくん!Web録画面接って何?
Web録画面接は録画した動画で選考を受ける、新しいスタイルの面接方法です。あらかじめ企業が設定した質問項目への回答や自己PRの動画をスマホなどで撮影して企業に送り、面接担当者はその動画を見て選考を行います。通常のWeb面接と比べると、面接日時を面接官に合わせる必要がなく、自分の好きなタイミングで録画できるので忙しい方にはピッタリの方法と言えます。Web録画面接はまだ実施している企業が少ないものの、最近は少しずつWeb録画面接を導入する企業も増えています。
教えてふーくん!Web面接とWeb録画面接のメリット、デメリットは?
Web面接やWeb録画面接のメリットは何といっても、どこでも気軽に面接が受けられること。遠方に住んでいても気軽に応募でき、移動時間や移動交通費がかかりません。また、対面の場合は面接用の靴やカバンも用意しなければいけませんが、Web面接やWeb録画面接は服装と環境だけ気を付ければOK!ただし、パソコンやスマホなどの機器を用意する必要があり、対面より職場や仕事の雰囲気を掴みづらいところがデメリットです。
ここからは「Web面接とWeb録画面接だとどっちが良いの?」という人に向けて、それぞれを比較してメリットとデメリットをご紹介します。
<Web面接のメリット>
・気になったことをその場で質問できる
・担当者が質問してくれるので話しやすい
<Web面接のデメリット>
・担当者と面接日時を調整する必要がある
・一発勝負なので失敗すると取り返しがつかない
・接続環境によって一時中断することもある
<Web録画面接のメリット>
・好きな時間に撮影できる
・事前準備や事前練習ができる
・失敗しても撮り直しができる(企業によっては撮り直しができない場合もあり)
<Web録画面接のデメリット>
・自分で撮影や進行をしなくてはならない
・気になることをその場で質問できない
Web面接とWeb録画面接にはどちらもそれぞれメリット、デメリットがあります。もし、応募先の企業がWeb面接とWeb録画面接のどちらにも対応している場合は、自分に合った面接方法を選ぶと良いでしょう。
ファイズはWeb面接にも、Web録画面接にも対応!
物流倉庫内のお仕事を募集しているファイズは、Web面接にもWeb録画面接にも対応しています。ファイズの場合、Web面接の日時調整は予約ページにアクセスして希望日時を選択するだけだからとってもカンタン。Web録画面接も応募者登録をすませたら、すぐに録画して選考に進めるので早く仕事を決めたい人にオススメです。また、ファイズはアルバイトや派遣の求人がメインなので、職務経歴書などの書類の事前準備が不要。「ちょっと気になる!」と思ったら、気軽に応募することができます。
ファイズの「Web面接」「Web録画面接」の流れやよくある質問については、下記ページでご紹介しています。効率よく面接を受けて、希望の仕事を始めよう!
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